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 釧路地区農業共済組合

阿歴内家畜診療所

牛の健康や繁殖で日頃お世話になっています

阿歴内家畜診療所は、釧路地区NOSAIの中で当阿歴内地区から釧路町までの広範囲を

担当しています。 診療区域内に牛が約4,000頭(うち肉牛300頭ほど).馬が約400頭 

いますが、その家畜の保険、診療、病気の予防、人工授精が主な仕事です。


  阿歴内診療所の職員の紹介   
 

 組合長理事:千葉一好氏

 当地区選出で1期3年任期の2期目に入る。組合員数減少から総代、役員定数の削減を実行し、さらに時代のニーズに対応した共済組合のあり方を模索する。

 釧路管内の中で他の診療所より牛の頭数が多い訳ではありませんが、広範囲なのと馬の頭数は

管内一多いです。特に獣医師は当番で24時間対応なので体力的にも大変です。

馬の分娩が多い春先には急患で大忙しのようです。 

井上 診療課長

 阿歴内診療所に来て4年目、穏和な性格。ここは馬も多いし春先の分娩ラッシュには気苦労も多いと思う。

森枝 授精課長

 今年、虹別地区より人事異動で当地区に赴任。落ちている授胎率の改善に期待!

大沢 診療係長

 当地の勤務は2回目で通算では10年になる。独身時代から阿歴内勤務の時に結婚しました。ひょうきんで個性的。

石黒 授精師

 昨年の人事異動で当地に赴任。独身で地域の青年部でも活躍し、近いうち結婚もあるのか?

豊川 獣医師

 大ベテランで阿歴内での勤務歴も通算で10年以上になる。嘱託として今は勤務。

伊藤 事務官

 本部事務業務より今年の人事異動で診療所の事務業務を担当する。

大谷 獣医師

 昨年新卒で臨床獣医として当地がスタート地です。一生懸命で獣医も板について来ました。独身で地域の青年部でも活躍。    「ここのアイコンはAbi-Stationで作りました」

 似顔絵アイコンメーカー


平成17年度、阿歴内地区乳牛の病傷・人工授精状況

           病 傷 ・ 事 故 頭 数 内 訳 ( 乳 牛 の 雌 )        平成17年4月〜11月
循環器病 呼吸器病 消化器病 泌尿器病 生殖器病 泌乳期病 妊娠分娩・産後疾患 神経系病 感覚器病(眼・耳) 内分泌・代謝疾患 運動器病 皮膚病 ウイルス病 細菌真菌病 外傷不慮その他   計
  18   191  244    1  571  1197  227

 15

  1

35

 235

14

  
  10

2,779

    平 成 17 年 度 ・ 家 畜 人 工 授 精 (牛)      平成17年4月〜11月     
 新規受精頭数  精液使用本数  新規一頭当精液使用本数  受胎成績1月〜8月平均受胎率  登録取扱件数  E T 頭数
  2,085頭   3,609本       2.15本        48.65%   677件     12頭

上の数字から、病気では乳房炎と消化器病(第4胃変異)が数年前よりかなり多くなっている。

人工授精も1頭当たりの精液本数が2本を越えているので授胎率も4,5年前よりかなり低下している。

この状況では牛乳生産調整の中、全体として儲かる酪農が展開されているとは言えないし、真のコスト削減は

短期間では難しいと言える。農家、獣医師、授精師が一体となった取り組みが必要だと思う。

北海道 NOSAI  2006.6.10記

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