戻る戻る

釧路湿原物語 2004 釧路湿原物語 2003

1月

*気象データは釧路。最高・最低とも15時までの記録。天気は15時。

写真 日付 記事

SL重連
1月31日
(土曜日)
日出 6:40、日入 16:32
最高 0.2℃、最低 -7.6℃、天候 快晴

本日の「SL冬の湿原号」は機関車2両連結で運行されました。お尻とお尻をつないだ「とんぼ連結」ではなく、格好の良い前向きの連結です。カメラマンの人数は今までにないくらい多く、二本松入口や塘路の白樺並木沿いには100m以上にもなる駐車車両の長い列が出来ていました。道道久著呂原野塘路線は道の幅が狭いので、これほどの長さの縦列駐車になると、通行する車両がすれ違えず困りものです。困った問題は撮影場所にも発生しそうな予感がします。早い人は夜明け頃から場所取りを始めていますが、問題は遅く到着した方々。狭い撮影ポイントですので、樹木の違法伐採が行なわれていなければ良いのですが…

タンチョウ
1月30日
(金曜日)
日出 6:41、日入 16:31
最高 -0.2℃、最低 -13.7℃、天候 快晴

今冬は寒さが続かないと思っていたら、気温が一日中氷点下の真冬日が今日で連続7日となりました。今が寒さのピークなのかもしれません。気象台のデータでは真冬日でも例年に比べると体感的には暖かく感じられます。冷たい季節風が影を潜めているので、カメラを持つ手も冷たくなく、手袋無しで快適に撮影が出来るので大助かりです。

SL冬の湿原号
1月29日
(木曜日)
日出 6:42、日入 16:30
最高 -1.9℃、最低 -8.8℃、天候 快晴

釧路湿原の冬の風物詩「SL冬の湿原号」、先週24日から運行され、今月は土曜・日曜日に走ることになっています。でも団体の貸し切りで月曜日からも連日釧路〜標茶間を走っているのです。乗車できなくても見るだけなら平日も楽しめます。

求愛ダンス
1月28日
(水曜日)
日出 6:42、日入 16:28
最高 -1.7℃、最低 -7.7℃、天候 くもり

タンチョウの動きに変化が出てきました。羽ばたき・おじぎ・追いかけっこ・鳴き合いと複雑な行動の組み合せで、これは求愛のダンスと呼ばれるもので、これまで盛んに行なわれてきた威嚇の為の動きとはステップが微妙に違っています。給餌場のあちらこちらでタンチョウの舞いが披露され、舞踏会の季節の始まりです。

エゾシカ
1月27日
(火曜日)
日出 6:43、日入 16:27
最高 -0.4℃、最低 -11.7℃、天候 晴れ

湿原周辺で見かけるエゾシカの数が増えてきました。良い餌場を求めて集まって来たのでしょうか?小枝や木の皮が食べられ、日を追ってその痕跡が拡大していきます。樹木にとっても試練と我慢の冬です。

タンチョウ
1月26日
(月曜日)
日出 6:44、日入 16:26
最高 -1.0℃、最低 -15.0℃、天候 快晴

真冬日が3日続きました。釧路らしい青空が広がっています。
低空飛行の多いタンチョウが珍しく高い所を飛んでいました。良いお天気なので遠出をするようです。

タンチョウ
1月25日
(日曜日)
日出 6:45、日入 16:25
最高 -4.1℃、最低 -9.4℃、天候 快晴
地震:23時11分頃 震源 根室半島南東沖 M4.5 塘路付近の震度1

今年のタンチョウは行動的?午前10時頃ねぐらの川を訪問するのですが最近もぬけの殻の状態が続いています。厳寒期ですと普通お昼頃まで川の中でぐずぐずしていているのが彼等の習性。暖冬という事もあるのでしょうか?随分早起きになったものだと感心しながら給餌場へ行くと、それほどの集まり具合でもありません。では一体何処に??捜してみると人目に付きにくい思い思いの場所でのんびりくつろいでいました。ねぐらの川や給餌場はギャラリーが多くて居心地が悪いのかもしれませんね!

SL冬の湿原号
1月24日
(土曜日)
日出 6:46、日入 16:23
最高 -1.5℃、最低 -5.4℃、天候 雪

風花が舞う中、1週遅れで「SL冬の湿原号」の運行が始まりました。沿線にはこの日を待ちわびたSLファンが大勢繰り出して黒い雄姿をカメラに収めていました。

エゾシカ
1月23日
(金曜日)
日出 6:47、日入 16:22
最高 0.2℃、最低 -6.5℃、天候 快晴

雪があがった湿原には白銀の世界が広がっていました。儚い命の霧氷と違い、しっかりとこびり付いた雪がとても重たそうで、折れた枝も目立ちます。折れた枝の原因は着雪ばかりとは限りません。大雪の為に餌が不足してきたエゾシカ達は、木の皮を剥ぎ小枝を食べて餓えをしのぎ始めています。冬はまだ長く続きます。記録的な大雪の予感がする今冬、ハンター頼みだった「エゾシカのまびき」は自然の力によって行われるかもしれません。

雪の湿原
1月22日
(木曜日)
旧正月
日出 6:47、日入 16:21
最高 3.3℃、最低 0.5℃、天候 雨

3週続いて雪です。釧路沖に低気圧が進んで来やすくなっているようで、前回の進路をなぞるように入ってきます。鹿道ならぬ低気圧道が出来てしまったのでしょうか?明日からは冬型に戻りそうなので釧路らしい青空を期待したいと思います。

白い啄木鳥
1月21日
(水曜日)
大寒
日出 6:48、日入 16:19
最高 2.2℃、最低 -7.4℃、天候 みぞれ

大寒の今日、釧路地方は雪・みぞれ・雨を繰り返すぐずついたお天気でした。「冬の北海道では傘は不要!」と言われていたのはもう昔のこと。近年毎年のように冬の雨を経験するようになりました。地球温暖化を実感させられる現象です。
先日の吹雪で木にへばり付いていた雪が落ち始めています。いろんな形に見えて、これが結構面白いのです。中にはキツツキのように見えるものもありました。

幼鳥のダンス
1月20日
(火曜日)
日出 6:49、日入 16:18
最高 -0.8℃、最低 -4.8℃、天候 晴れ

給餌場に集まるタンチョウ達の動きを見ていると恋の季節はまだ先のようです。時々求愛のダンスが行われますが本番前のリハーサル風で今一つ気合が入っていません。気合が入っているのは昨年春に生れた幼鳥達で、ソロやデュエットのダンスを力いっぱい披露しています。枯れ葉や小枝を咥えて空中に投げ上げる演技も見事に決め、踊っているのが楽しくて仕方がない様子が伝わってきます。

アカゲラ
1月19日
(月曜日)
日出 6:49、日入 16:17
最高 -1.6℃、最低 -9.8℃、天候 くもり
地震:3時16分頃 震源 釧路沖 M5.0 塘路付近の震度2

塘路周辺で見かけるエゾシカのほとんどが雌とこどもです。どうも小心者の雄ジカは人の気配のある地帯には近づききたく無いようで、滅多に姿を見せてくれません。ところが今日は違う時間帯に2頭の角のあるシカと出会うことができました。1頭は立派な体格の成獣で多数の雌ジカを引き連れて、もう1頭は雌の群れと行動を共にしている2歳のこども。どちらも写真は間に合わず目で追うだけでした。出逢いはタイミングなのですね。
今日の1枚はアカゲラ。タンチョウを見ている時に現われたのですが、色が白と黒と赤!タンチョウと同じ色使いだったのに気付き、お揃いをツーショットでと思いましたが良いアングルがとれず、アカゲラのみの写真になりました。

タンチョウ
1月18日
(日曜日)
日出 6:50、日入 16:16
最高 -1.8℃、最低 -14.9℃、天候 快晴

今朝は気温が下がったので霧氷やダイヤモンドダストが格別の輝きを見せ、本来の冬景色を堪能することが出来ました。今冬はこの寒さが続かないのが特徴で、今回は何日もつのやら…
道道塘路久著呂線の通行止めが解除されたので、鶴居までタンチョウを見に出かけました。丁度ねぐらの川から飛び出し始める時に出くわしたので見ごたえがありました。目の前を次々に飛ぶタンチョウに、流星群を見ている時の感動に似たものを覚えました。

雪屁
1月17日
(土曜日)
日出 6:50、日入 16:15
最高 -2.4℃、最低 -8.8℃、天候 快晴

「SL冬の湿原号」初日のはずでしたが生憎の運休。この積雪では仕方ありません。明日も運休でしょうか…
丘の稜線や崖の上部で、風下側にひさし状に張り出す雪屁(せっぴ)が見られます。幸いにも大規模なものは見当たりませんので踏み抜く心配はなさそうです。雪屁ではありませんが二本松の侵食が進む崖が危険です。縁を歩かないよう注意が必要です。
枝幸で海岸から流氷が初めて見える「流氷初日」を観測。

塘路駅前
1月16日
(金曜日)
日出 6:51、日入 16:13
最高 0.3℃、最低 -2.4℃、天候 晴れ

荒れ狂った冬の嵐は終息し、その置き土産は吹き溜まりに大量の雪でした。これから本格的な除雪が行われるのでしょう。いよいよ明日から「SL冬の湿原号」の運行が始まりますが、駅前に気になる物体が…秋から放置されている2台の車両です。車検が切れているようですがナンバープレートは付いているので捨てられているものではなさそうです。雪に埋もれた放置車両は観光客の目にも良く映らないでしょう。登録された車庫へ移動していただくべきだと思います。駅前はきれいにしておきたいものですね。

晴れ間
1月15日
(木曜日)
日出 6:51、日入 16:12
地震:9時10分頃 震源 国後島付近 M5.0 塘路付近の震度1

JRが運転を見合わせ、国道の通行止め箇所が増えて終日麻痺状態の道東地方です。雪は収まりましたが強い風は続いていて今後地吹雪が心配されます。

暴風雪
1月14日
(水曜日)
日出 6:52、日入 16:11
最高 1.5℃、最低 -0.3℃、天候 くもり

根室の南東沖で猛烈に発達した低気圧の影響で、北海道は大荒れの天候となり、各地で交通障害が発生しました。
今日は一歩も外に出ず、窓から横殴りの吹雪を眺めて過ごしました。たまにはこんな日もありますよね、自然ですから…
湿原の野鳥や動物達はどこでどのようにしているのでしょうか?

タンチョウ
1月13日
(火曜日)
日出 6:52、日入 16:10
最高 3.9℃、最低 -7.5℃、天候 雨

暖冬の年は雪の降る日が多い!釧路湿原は今日も雪模様です。
降雪の中のタンチョウも見慣れてくるとそれなりに味わい深いものがあります。白と黒の単調な世界ですが、その濃淡の美しさに心くすぐられるようになりました。
塘路湖畔の食材供給センター”オーベルジュ ピルカとうろ”98年春より多くの方々に親しまれてきましたが、本日をもって長期の休館となってしまいました。とても残念です!

タンチョウ
1月12日
(月曜日)
成人の日
日出 6:52、日入 16:09
最高 0.5℃、最低 -3.8℃、天候 晴れ

やわらかな陽光が降り注ぐ釧路湿原です。タンチョウがねぐらにしている川も見た目には幾分温く感じられます。手袋不要の一日でした。

タンチョウ
1月11日
(日曜日)
日出 6:53、日入 16:08
最高 2.2℃、最低 -0.9℃、天候 雪

また雪がちらついています。このところの降雪で給餌場に集まってくるタンチョウ達は雪に足をとられて歩きづらそうです。なかには胸のあたりまで埋もれてラッセルしている者もあり、見ていて気の毒な状態です。足の形が水鳥の足ヒレ状だと、少しはかんじきのような働きをしてくれるかもしれませんが、細い棒のような形ではそうはいきません。あまり歩き回らずに一本足で立って昼寝を決め込んでいる者が目立ちます。

オジロワシ
1月10日
(土曜日)
日出 6:53、日入 16:06
最高 -0.4℃、最低 -14.5℃、天候 くもり

再び氷点下20℃の世界の訪れです。新雪と霧氷、更にダイヤモンドダストの発生で釧路湿原の夜明けは白く輝いたモノとなりました。
けあらしが立ち昇る川岸の木の枝には、オジロワシのつがいが落ち着きの無い視線を辺りに飛ばして今朝も止まっています。水面に近づく魚を狙っているようですが、見事捕らえて食事にありつけたのでしょうか?

釧路湿原 (大観望 )
1月 9日
(金曜日)
日出 6:53、日入 16:05
最高 0.5℃、最低 -1.4℃、天候 快晴

今年最初の定点写真です。50cm程の積雪を記録した釧路湿原ですが展望台からの景観は一面白銀の雪景色ではありません。
釧路地方では川沿に伸びるハンノキ林と草丈が2mにもなるヨシ原を覆い尽くすほどの積雪は到底無理な話しで、せいぜいこの程度の白さなのです。でもヨシ原の縁まで行ってみると雪の多さに驚かされます。広大な釧路湿原は、遠景と近景で感じ方が違ってくるのが面白いのです。

塘路駅
1月 8日
(木曜日)
日出 6:53、日入 16:04
最高 1.4℃、最低 -5.2℃、天候 くもり

一転して大雪です。積雪は夕方までに釧路30cm、鶴居55cm、標茶56cmと道東にしては結構な量になりました。
野生動物達にとっては厳しい季節の始まりです。

釧路川
1月 7日
(水曜日)
七草
日出 6:54、日入 16:03
最高 -0.8℃、最低 -15.8℃、天候 晴れ

暦は確かなようです。小寒を過ぎた途端に今朝標茶でこの冬一番の寒さです。氷点下22.8℃!釧路川中流部でも結氷し始めました。ようやく冬本番を迎えたようです。
いつもと同じ時刻、タンチョウ達がねぐらにしている川に行ってみました。気温が下がったので、これまでよりも多い鶴が流れの中に残っていました。これで雪が深くなると更に動きが鈍くなり、ねぐらの川はお昼近くまで賑わいを見せるようになります。

タンチョウ
1月 6日
(火曜日)
小寒
日出 6:54、日入 16:02
最高 -2.9℃、最低 -13.5℃、天候 快晴

ジワリと寒さが戻って来ました。釧路川には霧氷や蓮の葉氷が見られ釧路湿原本来の冬景色が広がっています。そう言えば今日は小寒ですね。
タンチョウ達はこれまでどおり日が昇ると早々にねぐらの川を出て、給餌場や近くの牧場などに移動しましたが、寒さに気付いたのか防寒姿勢をとってしばし休息。午前中は動きの少ないツル達でした。明日からは遅い御出勤になるのかな?

ノスリ
1月 5日
(月曜日)
日出 6:54、日入 16:01
最高 0.2℃、最低 -12.9℃、天候 快晴

昨年何処かに雲隠れしていたノスリ達が釧路湿原に戻ってきました。
気にして見ているせいか普段の年よりも多く感じます。警戒心が強いのでなかなか近くに寄ることができず、良い写真が撮れません。今日のところはこのようなものでご勘弁ください。今年はノスリを狙う機会が多くなりそうなので、そのうちにチャンスが巡ってくることを期待したいと思います。

岩保木水門付近
1月 4日
(日曜日)
日出 6:54、日入 16:00
最高 0.8℃、最低 -10.7℃、天候 晴れ

幹線道路ではお目にかかれないアイスバーンが、脇道や小道の日陰部分には存在します。数日間続いた暖かさで水分をたっぷり含んだ雪道がスケートリンク状に変貌を遂げ、滑って路外へ転落している車をちょくちょく見かけます。慎重な運転を心がけたいですね。
湿原を見に岩保木水門まで足を運びました。雪の量が少ないので想像どおり真っ白な原野はそこにはありませんでしたが、澄んだ冷たい空気が支配する果てしない空間の広がりが無言で出迎えてくれました。

アオサギ
1月 3日
(土曜日)
日出 6:54、日入 16:00
最高 1.1℃、最低 -8.9℃、天候 晴れ

塘路湖では氷上にテントが並び始めました。勿論氷に穴を開けてのワカサギ釣りをする人達のテントです。はたして釣果は…?
氷上に集うのは釣り人だけではありません。アオサギの越冬隊の面々も長閑に日向ぼこに集まっています。大抵は首をすくめじっとしていますが、肩が凝るのか時折伸びなんかもして、新春の陽光の中でくつろいでいる様子でした。

コッタロ湿原
1月 2日
(金曜日)
日出 6:54、日入 15:59
地震:13時42分頃 震源 釧路沖 M5.1 塘路付近の震度1
最高 3.1℃、最低 -8.0℃、天候 快晴

とても穏やかで暖かなお正月です。コッタロ川の小さな流れが凍ることはなく、枯れ草を食むエゾシカ達の表情にも悲壮感はありません。昨年目撃数が極端に少なかったノスリは、例年並に数を戻し安堵しましたが、代わってオオワシの飛来が遅れていて、繁殖地で何か事件でもあったのではないかと心配の種が尽きません。

初日の出(塘路湖)
1月 1日
(木曜日)
元日
日出 6:54、日入 15:58
最高 2.2℃、最低 -3.8℃、天候 晴れ

釧路湿原より謹んで新年のお慶びを申し上げます。
1999年に書き始めた「釧路湿原物語」、いつ終わりにしようかと迷いながら、とうとう6巻目になってしまいました。今年も釧路湿原で目に映った旬のものを、写真を交え綴ってまいりますのでお楽しみに!
オレンジ色の初日の出。しっとりと落ち着いてとても良い雰囲気でした。

戻る戻る