| 釧路湿原物語 2004 | 釧路湿原物語 2003 | |||
9月
*気象データは釧路。最高・最低とも15時までの記録。天気は15時。
| 写真 | 日付 | 記事 |
![]() タウコギ |
9月30日 (木曜日) |
日出 5:18、日入 17:06 最高 15.1℃、最低 13.0℃、天候 くもり この季節草むらに分け入ったりすると、服にいろんなお土産が付いてきます。動物の体にくっ付いて離れた場所に移動するタイプの種子で、いろんな形のものに出会います。タウコギは別の名をシラミグサと云い、種が服に付くところからそう呼ばれているのでしょう。秋が深まるにつれて種子のお土産も増えてきます。 |
![]() 紅葉 (ヤマブドウ) |
9月29日 (水曜日) |
日出 5:17、日入 17:08 最高 18.6℃、最低 15.0℃、天候 くもり 湿原周辺では紅(黄)葉の進み具合が加速しています。場所によっては充分鑑賞に耐えることができる所もあり、湿原に出るのがより一層楽しくなっています。 |
![]() ススキ |
9月28日 (火曜日) 十五夜 |
日出 5:16、日入 17:09 最高 17.0℃、最低 14.1℃、天候 くもり 今夜は中秋の名月、十五夜です。昨日からあいにくの曇り空で、まるいお月様は見ることができません。でも雲が薄いのか、満月があると思われるあたりが明るくなっていて、雲のフィルター越しの雰囲気だけのお月見です。 お月見に付き物のススキは、今年穂の出が早く、果たして十五夜の日までもつのか心配でしたが、辛うじて穂が残っていてくれました。 あした天気にな〜あれ! |
![]() クジャクチョウ |
9月27日 (月曜日) |
日出 5:15、日入 17:11 最高 17.7℃、最低 13.6℃、天候 くもり 気温が下がってくると不覚にも動けなくなってしまった昆虫に出会います。テントウムシは10℃がそのライン。ムラサキツメクサの花にとまったまま動けないでいるクジャクチョウを複数見つけました。名前のとおり派手な衣装ですので、まごまごしていると鳥達の餌となってしまいますよ。 |
![]() 朝焼け |
9月26日 (日曜日) |
日出 5:14、日入 17:13 最高 20.5℃、最低 9.5℃、天候 晴れ 空気が澄んで空が高くなってきました。 |
![]() 紅葉 |
9月25日 (土曜日) |
日出 5:13、日入 17:15 最高 18.7℃、最低 13.9℃、天候 晴れ ヒシクイが編隊を組んで湿原上空を移動しているのが見られます。カメラを向けましたが、それと判るようには撮れず大失敗。次回を待つことにしましょう。 湿原周辺の紅(黄)葉は、部分的に良い色になっている所も出てきました。見頃となるまでは、あと約2週間!色の変化を楽しみたいと思います。 |
![]() シラルトロエトロ湿原 |
9月24日 (金曜日) |
日出 5:12、日入 17:17 最高 19.3℃、最低 10.8℃、天候 くもり 一雨ごとに秋の深まりを感じます。湿原の黄ばんだ色も、しっかりとしとたモノになってきました。湖沼には水鳥達が集まり始めています。 |
![]() ガマ |
9月23日 (木曜日) 秋分の日 |
日出 5:10、日入 17:18 植物の観察は、種類ごとに毎年決まった場所で行なうことが多く、ガマ(蒲)も例外ではありません。夏の暑い盛りに目立たない花を咲かせるのですが、今年はいつもの場所にガマの姿は無く、気にしながらその前を通っていました。結局今もろうそくのような穂は見ることが出来ず、今回は別の場所で見ることになりました。いつもの場所は、ガマにとって心地良い環境でなくなったのかもしれません。 |
![]() サワヒヨドリ |
9月22日 (水曜日) |
日出 5:09、日入 17:20 最高 14.8℃、最低 13.1℃、天候 雨 地震:14時47分頃 震源 釧路沖 M4.4 塘路付近の震度 不明 サワヒヨドリ(沢鵯)の花が咲き始めてひと月以上。そろそろ花期が終わりそうです。紫花が主流ですが中には白花もあります。白いサワヒヨドリは稀少とまではいきませんので、特段大騒ぎする程のことではありませんが、紅白並んで咲いていると何となくおめでたいような気になり、つい写真に収めてきてしまいました。チャームポイントは花冠から飛び出した糸のようなおしべで、遠くからは綿毛のように見えます。 |
![]() 夕焼け |
9月21日 (火曜日) |
日出 5:08、日入 17:22 最高 16.2℃、最低 13.6℃、天候 くもり 「暑さ寒さも彼岸まで…」全国各地で30℃を超える真夏日がまだ続いているようですが、もうお彼岸ですので、そろそろ秋らしくなるのではないでしょうか。残暑お見舞い申し上げます。 釧路地方では、紅(黄)葉・赤とんぼ・夕焼けと秋らしさが目に飛び込んで来る頃となりました。街ではまだ半袖姿の方も見受けますが、長袖や上着を羽織った方が目立ちます。服装からも秋を感じるこのごろです。 |
![]() アキアカネ |
9月20日 (月曜日) 敬老の日 彼岸入り |
日出 5:07、日入 17:24 いつからだったのでしょう?湿原を飛び交うトンボの主力が赤とんぼに代わっています。胸の黒い帯がはっきりしているアキアカネが中心です。 |
![]() アキノキリンソウ |
9月19日 (日曜日) |
日出 5:06、日入 17:26 最高 19.2℃、最低 15.8℃、天候 くもり 釧路湿原の花の季節は終盤に入りましたが、まだあと半月程は見て楽しむことが出来ます。 今日の花はアキノキリンソウ(秋の麒麟草)。麒麟とは中国の想像上の動物で、姿は鹿、蹄は馬、尾は牛、そして全身が鱗で覆われている吉祥仁慈の瑞獣。この花のどこが麒麟なのか?は不明。ベンケイソウ科にキリンソウと言うのがあって、それとは似ていませんが、きっと秋に咲く黄色い花なので付いた名前なのでしょう。元は「黄輪」だったのが縁起の良い「麒麟」に変化したのではとの説もあるようです。 |
![]() ユウゼンギク |
9月18日 (土曜日) |
日出 5:05、日入 17:27 最高 18.1℃、最低 13.4℃、天候 くもり 明るい荒地で淡い青紫色の舌状花を健康的に開いているのはユウゼンギク(友禅菊)。今日見た株は一瞬別の種のエゾノコンギク(蝦夷野紺菊)かと思い、花の数を数えてしまいました。舌状花の数が20個以下だとエゾノコンギクだと図鑑に出ていたのでチェックした結果23〜30個とユウゼンギクの範囲でした。少なく見えても案外枚数があるものです。このユウゼンギク、姿・名前から純和風に見えるのですが、なんと帰化植物!すっかり日本の風土に溶け込んでいます。 |
![]() ウメバチソウ |
9月17日 (金曜日) |
日出 5:04、日入 17:29 最高 19.0℃、最低 10.2℃、天候 くもり 明け方の冷え込みで湿原には放射霧が発生しています。海霧ではなく放射霧の季節です。 湿地にウメバチソウ(梅鉢草)の白い花が咲く頃となりました。咲き始めに見るせいか、花はいつもまばらで寂しそう。ついアップになってしまいます。今年は是非密生しているところを写真に収めたいものです。 |
![]() エゾリンドウ |
9月16日 (木曜日) |
日出 5:03、日入 17:31 最高 18.6℃、最低 7.3℃、天候 晴れ 湿原では花の宴の終盤を飾る花達が咲き始めました。これより後は新しい種類の開花はほとんどなくなり、今咲いているメンバーで残りの花劇を演じることになります。 |
![]() 釧路湿原 (大観望 ) |
9月15日 (水曜日) |
日出 5:02、日入 17:33 最高 20.0℃、最低 8.8℃、天候 快晴 グンと気温が下がりました。塘路では明け方に7℃となり、10℃を割り込んできました。湿原はもうすっかり枯れ野色です。 |
![]() アメリカセンダングサ |
9月14日 (火曜日) |
日出 5:01、日入 17:35 最高 19.7℃、最低 14.6℃、天候 雨 タウコギに代わって勢力を伸ばしてきたのが、アメリカセンダングサ(アメリカ栴檀草)=セイタカタウコギ(背高田五加)。タウコギやイシミカワなどが姿を消し、代わりに川筋の広い範囲で帰化植物のアメリカセンダングサが確認できます。タウコギをホッソリさせたような容姿で現在売り出し中。 |
![]() タウコギ |
9月13日 (月曜日) |
日出 4:59、日入 17:36 最高 17.5℃、最低 16.4℃、天候 雨 釧路川の河原にタウコギ(田五加ときに田五加木)の花が見られます。花と言っても舌状花は無く、全く花らしくありません。勿論立ち止まって眺める人もいないので、この花のことを気にしている方はそれ程多くはないと思われます。最近タウコギについて気がかりなことがあります。それは株数の減少!以前はもう少し密度が濃かったように思うのですが… |
![]() ヤナギタンポポ ベニシジミ |
9月12日 (日曜日) |
日出 4:58、日入 17:38 最高 19.8℃、最低 10.4℃、天候 晴れ 木々の葉に黄色や赤色が混じり、日に日に秋の気配が増すこの頃です。咲く花の種類が減って、蜜や花粉を集める昆虫達は花を求めて競争が激化?花の咲くところに昆虫あり!今が盛りのヤナギタンポポにはベニシジミが集まっていました。時折大型の蜂が巡回して来ますが、スズメバチでしょうか?今年は活動が活発のようで、自然散策時には整髪料・香水・果汁飲料(甘いジュース)・黒い服は、彼等を刺激するようですので厳禁です。くれぐれもご注意を! |
![]() タニソバ |
9月11日 (土曜日) |
日出 4:57、日入 17:40 最高 22.3℃、最低 11.0℃、天候 晴れ ミゾソバやアキノウナギツカミによく似たタニソバに花が咲いています。花の色は図鑑によると白、緑、淡紅色と出ていますが、出会うほとんどが白色。蓼一族の中では地味な部類と言っても良いでしょう。茎には棘は無くツルツル・スベスベした感触がタニソバの特徴です。 |
![]() エゾノギシギシ |
9月10日 (金曜日) |
日出 4:56、日入 17:42 最高 20.2℃、最低 15.2℃、天候 晴れ 地震:13時22分頃 震源 十勝支庁南部 M5.2 塘路付近の震度 1 一昨日取上げたエゾノギシギシ(蝦夷の羊蹄)。冠に蝦夷の名が乗せてあるので、北海道に多い在来種だと思っていましたが、ヨーロッパ原産の帰化植物だということが判りました。エゾノキツネアザミと同じパターンですね。本来あまり目立たない草ですが、これからの季節草地で黒茶色に変色して突っ立っているので、これからが人目に付く季節です。白い花が咲き終わると、一年で一番華やかな時を迎えることになります。近くに寄って見るとこんな感じです。 |
![]() ヤマブドウ |
9月 9日 (木曜日) |
日出 4:55、日入 17:44 最高 22.9℃、最低 18.3℃、天候 くもり ヤマブドウが良い色に変わってきました。そろそろ収穫期をむかえられそうです。今年は近年になく上出来で、大粒で形の良い房がいくつもぶら下っています。近いうちに味見をしてみたいと思います。 |
![]() エゾノギシギシ |
9月 8日 (水曜日) |
日出 4:54、日入 17:45 最高22.3℃、最低 15.5℃、天候 晴れ 二百二十日を前に台風18号がやって来て、各地に深刻な被害を及ぼしました。大型の風台風で北海道の日本海沿岸をなめるように北上し、道東からはかなり離れた位置にあるにもかかわらず、釧路でも風速30m以上の強風が吹き荒れました。先週に引き続いての風攻撃で、湿原周辺では折れたり倒れたりした木々を多数目にします。 台風の通過後、湿原では背丈のある草もなぎ倒されていたりしますが、孤独を愛するエゾノギシギシ(タデ科)は、何事もなかったかのように広い草地で背筋を伸ばしぽつんと一人まわりを見回しているようでした。。種が沢山付いているように見えますが、群落を作らないのには何か理由でもあるのでしょうか? |
![]() ツユクサ |
9月 7日 (火曜日) 白露 |
日出 4:53、日入 17:47 最高 20.6℃、最低 16.1℃、天候 くもり 今日は二十四節気の白露。早朝には野草に露が宿る頃となりました。気温の上昇と共に露が消えるのは何の不思議もありませんが、朝の草ツユクサも露と似ていて、早朝に開花して午後には解けるようにしぼんでしまうのには、はかなさと不思議さを強く感じさせられます。露草とは、きっとそんなところから付けられた名前なのでしょう。夏の間中普通に目にしていたツユクサも、そろそろ花の時期が終わりそうです。 |
![]() ヤナギタデ |
9月 6日 (月曜日) |
日出 4:52、日入 17:49 最高 17.8℃、最低 15.1℃、天候 雨 蓼一族中一番の有名人はヤナギタデ。ことわざ「蓼食う虫も好きずき」のタデはこのヤナギタデのことを言っているのですが、承知している方は少ないのではないでしょうか。今釧路湿原ではヤナギタデの花が見頃となっています。 |
![]() ミゾソバ |
9月 5日 (日曜日) |
日出 4:51、日入 17:51 最高 19.2℃、最低 11.6℃、天候 くもり 蓼一族中一番の器量良しはミゾソバでしょう。薄いピンク色の五つに裂けた花弁が人目を引きます。実際は花びらは無く、花のように見えていているのはがくの部分で、花はその中心でひっそりと咲き実を結びます。がくは枯れずにしばらく残るので、いつまでも花が咲いているように見えるのが特徴です。 |
![]() アキノウナギツカミ |
9月 4日 (土曜日) |
日出 4:50、日入 17:52 最高 24.4℃、最低 12.0℃、天候 晴れ タデ科の中にあってひときわ弱々しく感じられるアキノウナギツカミ。線が細いので華奢に見えますが、実は茎には鋭い棘がありなかなかのつわものなのです。名前の由来を窺い知ることができますね。 |
![]() オオイヌタデ |
9月 3日 (金曜日) |
日出 4:49、日入 17:54 最高 23.3℃、最低 13.7℃、天候 晴れ 目立つ花が乏しくなりつつある中で、草むらの縁あたりにタデ科の花々が目に留まります。これまでも順次咲いてはいたのですが、他の花の陰に隠れて脚光を浴びることなく暮していました。これからが彼等の季節と言っても良いでしょう。 |
![]() カルガモ |
9月 2日 (木曜日) |
日出 4:48、日入 17:56 最高 20.1℃、最低 15.8℃、天候 晴れ 国内で最もポピュラーな鴨はカルガモで、各地で繁殖が認められているのはご承知のとおりです。釧路湿原では他のカモ類も多く繁殖するものですからそれほど目立つ存在ではありません。数としてはマガモが圧倒的に多く、くちばしの黄色いカルガモに出会うと、ちょっと得した気分になるのです。 |
![]() ススキ |
9月 1日 (水曜日) |
日出 4:47、日入 17:58 最高 22.7℃、最低 18.5℃、天候 快晴 9月の釧路湿原は、花の季節は早くも終盤を向えます。今月も地味で目立たない花を中心に登場していただくつもりでいます。 湿原の一画にススキが固まって生えている所がありました。ススキは釧路地方ではヨシやイワノガリヤスなどに押されて少数派の植物。既に穂が実り始めていて、今月下旬の十五夜まで残っていられるか心配です。お供えはヨシが代役を務めることになるのかもしれんません。 |