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釧路湿原物語‘99

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10月

写真 日付 記事

エオルト沼夕景
10月31日
(日曜日)
最高 11.8℃、最低 3.1℃、天候 くもり、日出 5:54、日入 16:17

気温が下がり霜の朝となりました。辺りはすっかり初冬の雰囲気です。YHから見える湿原でも多くの野鳥を観察することができます。夕方鳥を見に散歩に出ました。ゴジュウカラ、シジュウカラ、ヤマゲラ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、トビ、キンクロハジロ、マガモ、カワアイサ、オオハクチョウ、ユリカモメ 、アオサギ ほんの30分程の散歩でこれらの鳥たちと出会え 楽しい時を過ごすことが出来ました。サルンパの湖沼群に夕陽が差し込み湿原が輝いて見えました。

塘路駅
10月30日
(土曜日)
最高 15.3℃、最低 6.8℃、天候 快晴、日出 5:53、日入 16:19

塘路を離れている間に 発達した低気圧による雨と風で 湿原周辺の木々の葉がみごとになくなりました。さあ いよいよバードウオッチングの季節です。葉っぱのなくなった林に出かけてみましょう!

本HP掲示板では既に吉元氏よりSL情報が紹介されていましたが道新の朝刊に釧網本線を1〜3月に走る「SL冬の湿原号」の記事が出ていました。

運転日は1月が8日からの土、日曜と10日。2月1日から3月20日までは3月7、8日を除き毎日。ダイヤは下記のとおり。

10:54 −> 11:19 −>11:47−> 12:01−>12:19
釧路 ・・ 釧路湿原 ・・・塘路 ・・・・ 茅沼 ・・・標茶
15:07 <− 14:44 <−14:30 <−14:03 <−13:42

全車指定席で 乗車券にくわえ指定券が必要。指定券は乗車日の1ヵ月前から発売される。
カフェカーのことは出ていませんでした。
10月29日
(金曜日)
最高 16.2℃、最低 11.5℃、天候 晴れ、日出 5:52、日入 16:20
10月28日
(木曜日)
最高 13.6℃、最低 11.8℃、天候 雨、日出 5:51、日入 16:22
10月27日
(水曜日)
最高 15.3℃、最低 4.5℃、天候 くもり、日出 5:49、日入 16:23

近海郵船 ”ブルーゼファー”
10月26日
(火曜日)
最高 13.5℃、最低 3.9℃、天候 晴れ、日出 5:48、日入 16:24

近海郵船のフェリー(釧路〜東京)が今月いっぱいで廃止になるというので 釧路湿原とうろYHの東京大会には お別れクルージングとしてこれを利用することにしました。ターミナルでスケジュール表を見ると11月13日の釧路発のブルーゼファーが最終となっていて お別れまでもう少しあるようですが寂しいですね!

十五夜の月
10月25日
(月曜日)
最高 14.5℃、最低 4.4℃、天候 晴れ、日出 5:47、日入 16:26

今日は名月 お月見です。このところ晴れの良い天気が続いていて今夜も奇麗な月が出ています。ここ数日 日中強い風の日が多かったのですが今日は穏やかな暖かい一日でした。午後からユキムシ探しに出たら そこらじゅうユキムシだらけ。でも鮮明な画像は作れませんでした。もう少し研究してみます。

(本日はこの程度です。)

YHより
10月24日
(日曜日)
最高12.7℃、最低 7.3℃、天候 晴れ、日出 5:46、日入 16:27
木の葉メールを作ろう(塘路湖エコミュージアムセンター)

今日も釧路湿原は風の強い一日でした。わけあって ここ一週間ほど穏やかに晴れる日を心待ちにしているのですが なかなか良い条件に恵まれません。どのようなわけかと言うと ユキムシの写真を撮りたいので待っているのです。何度か撮影してはみたのですが上手く撮れず最後のチャンスを狙っていると言うわけです。
(今のところ こんな具合にしか撮れていません。上手く撮ることができれば 紹介します。)

ツルウメモドキ
10月23日
(土曜日)
最高 14.9℃、最低 8.9℃、天候 快晴、日出 5:44、日入 16:29
木の葉メールを作ろう(温根内ビジターセンター)

ツルウメモドキの実の黄色い皮がはじけて赤い実が出てきました。マユミやツリバナと同じ ニシキギ科です そう言えば実の付き方が面白いですね。葉が落ちて殺風景になった樹の枝にツルウメモドキがからまって 気のきいた飾り付けとなりました。
ヨシの綿毛が強い風に飛ばされて まるで雪が降っているかのようでした。

サルボの遊歩道
10月22日
(金曜日)
最高 15.1℃、最低 11.6℃、天候 晴れ、日出 5:43、日入 16:30

少しずつ落ち葉が増えてきています。紅葉は今が見ごろでしょうか このところ風の強い日が多く 枯葉が空中で舞っている光景をよく目にします。サルボの丘に行ってみると そこには落ち葉の遊歩道が出来ていました。何か動くものが…シマリスです。冬眠準備の為に頬に餌を詰め込んで忙しそうに走りまわっているところでした。
10月21日
(木曜日)
最高 13.6℃、最低 11.0℃、天候 霧雨、日出 5:42、日入 16:32

湿原のあちこちで フランクフルトに似たガマの穂が見られます。「古事記」”因幡の白兎”のお話しに登場する 日本の薬草の元祖がこのガマの花粉で蒲黄(ほおう)です。薬効は 切り傷、火傷、止血。ワニに毛をむしられ赤裸になった兎が傷を癒したのは歌に出てくる穂綿ではなく花粉の蒲黄だったのでしょう。一説によると蒲団の語源はここからだと言われているようです。そろそろ湿原にガマの穂綿が飛ぶころです。

オオハクチョウ
10月20日
(水曜日)
最高 13.4℃、最低 1.1℃、天候 くもり、日出 5:41、日入 16:33

塘路湖のオオハクチョウ 17日の第1陣に続いて成長10羽と幼鳥2羽の 2陣が飛来しました。この群れの傍には ヒシクイが4羽確認できました。12月上旬まで数は徐々に増え 湿原の湖沼は少し華やかになりますが 氷の張る頃一部のハクチョウを残して本隊は更に南に移動して行きます。昨年は秋の台風による増水の影響で湖の水位が高く 潜ることができないハクチョウは餌がとれず 冬期残った数はわずかでした。今年は何羽越冬するのでしょうか?

霜の付いた草
10月19日
(火曜日)
最高 13.0℃、最低 −0.3℃、天候 快晴、日出 5:39、日入 16:35

今朝 湿原に霜がおりました。塘路では6時の時点で−3℃。 この秋一番の冷え込みになり 沼の方からはハクチョウの鳴き声が聞こえます。いよいよ冬に突入ですね!
海上保安庁から 2000年元日の日出の時刻が発表されました。道内で一番早いのは根室のノサップ岬で6:49、釧路は6:53、以下襟裳岬6:54、帯広6:58・・・ 私が釧路に来てから10回程正月を経験していますが 一応 毎年初日の出が見えています。一応というのは 4〜5年前 空全体は曇っていてとても日の出どころじゃない!という年があったのですが なんと日出の時刻 一瞬太陽のまわりだけ雲がなくなり 初日の出を見ることが出来たのでした。すぐに雲の中に隠れてしまいましたが 初日の出連続記録は途絶えずにすみました。釧路地方は比較的穏やかな新年を迎えることが多いようです。2000年も初日の出見えるでしょうか?

オオウバユリ
10月18日
(月曜日)
最高 11.6℃、最低 3.5℃、天候 快晴、日出 5:38、日入 16:37

7月26日の釧路湿原物語で紹介したオオウバユリの実です。花の咲いている時よりも 今の姿の方が目立つようにも思えます。この実 熟すと3つに割れて大量の種が辺りに落ちるのですが 意外と軽く 更に薄くできているので この時期特有の強い風に乗って遠くにも運ばれて行くのでしょう。

ミツバウツギの種
10月17日
(日曜日)
最高 10.2℃、最低 5.5℃、天候 晴れ、日出 5:37、日入 16:38

昨年より一週間遅れで 冬の使者オオハクチョウの第1陣が飛来しました。塘路のエオルト沼に2羽・シラルトロ湖に3羽とまだ数は多くありません。強風を避けるように ヨシ原の陰になるようなところで羽を休ませていました。
春に良い香りを漂わせていたミツバウツギに種が付いています。

ミズナラのどんぐり
10月16日
(土曜日)
最高 15.9℃、最低 12.2℃、天候 晴れ、日出 5:36、日入 16:40

阿寒の山に雪は見えませんでした。
順番から言えば今年はどんぐりの不作に当たる年 しかし 夏の天候がどんぐりの生育に良かったのか 実の付きも大きさも申し分なく最良の出来です。

ズミ (コリンゴ)
10月15日
(金曜日)
最高 12.3℃、最低 2.0℃、天候 雨、日出 5:35、日入 16:42

今朝 塘路で初氷!
例年ですと そろそろ 阿寒の山に初冠雪が見られるころですが 夕方からの冷たい雨は山で雪に変ったのでしょうか?明日の朝が楽しみです。塘路湖、達古武湖ではまだハクチョウの姿が見えません。7日には先発隊が来ているのですが… これも又楽しみです。
ズミの実を見つけました。エゾノコリンゴとよく似ていますが葉の形に違いがあります。漢字で書くと「酢実」 すっぱそうですね。

クマイチゴ
10月14日
(木曜日)
最高 18.2℃、最低 11.2℃、天候 くもり、日出 5:34、日入 16:43

紅葉のピークはいつか いつかと思っているうちに 今日強い風が吹き荒れかなりの葉っぱが飛ばされました。塘路から二本松までの樹の中にはすっかり葉を落としたものも出てきています。ミズナラの多い丘は薄いオレンジ色に染まり、所々にヤマモミジやヤマブドウの赤が入り なかなかなものとなってきました。
ユキムシを見たとの情報が入りました。明日から冷え込むようです朝は氷点下になるかもしれません。
10月13日
(水曜日)
最高 18.1℃、最低 6.0℃、天候 くもり、日出 5:32、日入 16:45

このところ タンチョウは湿原よりも むしろ人里に近い牧草地や畑などで見かけることが多くなりました。今年は幼鳥の数が少なめですが 中にはちゃんと2羽の子どもを連れたつがいもあります。幼鳥はかなりうまく飛べるようになっていますが 両親にはさまれた格好での編隊飛行です。

どこまでも続く黄金色の湿原
10月12日
(火曜日)
最高 20.6℃、最低 16.3℃、天候 くもり、日出 5:31、日入 16:47

今年も我家に越冬テントウムシが集まり始めています。日当りの良い南側の壁に多く張り付いていて 油断して窓を開けたままにしていると家の中に入り 大変な事になります。

エゾヤマハギ
10月11日
(月曜日)
最高 17.8℃、最低 8.4℃、天候 雨、日出 5:30、日入 16:48

湿原周辺に多く自生しているエゾヤマハギに種がたくさん付いて重く垂れ下がっています。広大な釧路湿原が一面黄金色に染まっていますがここ数日で更に色濃くなりました。今日一日でだいぶ紅葉も進んだように思えます。

トラスト山荘前での作業
10月10日
(日曜日)
最高 16.9℃、最低 2.8℃、天候 晴れ、日出 5:29、日入 16:50

今日は どんぐり記念日。もう恒例になりつつありますが 春と秋の2回 木々の伐採された荒れた丘に ミズナラ、ダケカンバ、ハルニレ、サクラ、ナナカマド等を植林し 湿原の水源林をつくると言う トラストサルン釧路の行事にとうろYHも参加しています。今回は 来春植林地に植える苗作りと 何年か後の為にどんぐり(ミズナラ)を苗床に蒔く作業を行ないました。
実は昨年蒔いたどんぐり 相当数エゾリスに持って行かれたのですが 苗床からリスの住む森に向けて点々とミズナラが発芽しているのです。エゾリスの方が我々よりも腕が良さそうです。大きく育ってもらいたいですね。

ホコリタケ
10月9日
(土曜日)
最高 15.6℃、最低 8.0℃、天候 快晴、日出 5:28、日入 16:52

秋は きのこの季節。このへんな物体もれっきとしたきのこです。明るい林の縁の草地で発見。袋状で真ん中に穴があいていて 押すとこの穴から胞子が煙のように飛び出し ホコリタケと言う名前が付いたのもうなずけます。でも このホコリタケ 若いうちは食べても美味しいらしいとのこと…
10月8日
(金曜日)
最高 18.1℃、最低 10.7℃、天候 晴れ、日出 5:26、日入 16:53

今 標茶で行なわれた「口琴響奏の夕べ’99」を観て戻ってきました。ロシア連邦サハ共和国から2人のホムス(口の中で音を共鳴させ演奏する金属製の楽器)演奏者が来釧しアイヌのムックリ(竹製の口琴楽器)とのジョイントコンサートが開かれたのでした。幻想的な響きでした。湿原の町塘路にはムックリを中心とした口琴楽器の普及や研究を行なっている「あそう会」が活動していて 同会の招きにより実現した演奏会でした。とうろYHではムックリ作りができます。勿論演奏指導も行なっています。興味のある方はご参加ください。

キラコタン岬から
10月7日
(木曜日)
最高 17.2℃、最低 7.6℃、天候 くもり、日出 5:25、日入 16:55

ホステラーさん達と キラコタン岬に行ってきました(秋のキラコタン岬ハイキング)。誰とも出会わず大自然を貸し切りで満喫しました。途中若いオスのエゾシカ、メスのエゾシカ、タンチョウはぱらぱらと30羽程を観察。花はセイヨウタンポポ、ムラサキツメクサ、ヒメジョン、カワラハハコ、ハンゴンソウ、エゾトリカブト、エゾオオヤマハコベ、エゾリンドウ、ウメバチソウの9種を確認することができました。なかでも今日のトップニュースは 左の画像のチルワツナイ川にオオハクチョウ1羽が飛来して来ていたことです。もうすぐ本隊がやって来るのでしょう!楽しみです。

アキアカネ
10月6日
(水曜日)
塘路の日
最高 17.5℃、最低 5.3℃、天候 くもり、日出 5:24、日入 16:57

今 湿原周辺で一番多く見かけるとんぼが赤とんぼです。何種類か混じっているそうですが よくわかりません。この際まとめて赤とんぼと言うことにしておきます。釧路湿原はとんぼの宝庫と言われていますが それにしてもこの多さは さすがです。オオハクチョウの飛来する頃 長かったとんぼの季節もおわりを告げます。

ウグイ
10月5日
(火曜日)
最高 15.7℃、最低 4.2℃、天候 くもり、日出 5:23、日入 16:58

今日も寒い朝でした。早朝、湖沼や川面からはけあらしが発生し低く湿原を覆いました。天空には細い月が残り 雲海のように広がった朝霧の上に浮かぶ阿寒の山との絶妙なバランスがなんともいえない美しさでした。
川筋に釣り人が日に日に増えています。ワカサギを釣っているらしいのですが トンギョやウグイがかなりかかるらしく これらの外道は陸上に放置されカラスの餌になるようです。10cm位のウグイが数匹捨てられていました。川に戻すとまたかかってしまうからだそうです。う〜ん・・・・・!

岩保木水門付近
10月4日
(月曜日)
最高 16.7℃、最低 3.7℃、天候 快晴、日出 5:22、日入 17:00

今朝は気温が下がり 薄っすらと霜が降りていました。この秋一番の冷え込みになったようです。
私は この季節になると無性に岩保木水門付近からの湿原が見たくなります。目の前に広がる金色の原野は さながら風の谷のナウシカの一場面のようです。今日も午後からは川面に白波が立つほど南風が強くなり湿原は大きく波打っていました。

紅葉ノロッコ号
10月3日
(日曜日)
最高 19.0℃、最低 13.7℃、天候 晴れ、日出 5:21、日入 17:02
湿原を歩こう(野生生物事務所)

1日中強い風が吹き荒れ 黄金色に変りつつある広大なヨシ原が波打つ様子は 大海原を連想させる程 ダイナミックなものでした。まわりの丘の紅葉も進みまさに秋本番と言ったところでしょうか。今月より運行の紅葉ノロッコ号の車両を見ると もみじが描かれています。(個人的には以前のままの姿が良かったのですが・・・)

コウライナンテンショウ
10月2日
(土曜日)
最高 15.7℃、最低 10.3℃、天候 雨、日出 5:20、日入 17:04

高麗南天星 なんて素敵な名前でしょう!花の時期は春で あまり目立たず 緑色と白色のしまもようで蛇が鎌首を上げたような形から マムシ とも呼ばれています。ミズバショウ、ヒメカイウと同じサトイモ科で 花に見えるのは仏炎苞で花はその中にひっそりと咲きます。暗い森の中で見るこの赤い実は まさに星の輝きと言えるでしょう。

イシミカワ
10月1日
(金曜日)
最高 17.8℃、最低 11.1℃、天候 くもり、日出 5:18、日入 17:05

三角形の葉、棘のある茎 タデ科の特徴を持つこの植物 光沢のある瑠璃色の実がとても奇麗です。イシミカワ 石見川といって やはり タデの仲間です。YHのすぐそばで見つけました。

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