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5月21日
この三日間(じつはここ数年間)気になっていた、羽アリでもないユスリカでもない、例の羽虫を捕まえてきました。
もちろんロッドも持っていきましたので、今日もいつもの時間にいつもの場所に入りました。今日も寒く風も吹いていて、ハッチは殆どありません。たまーに届く範囲にライズがあると#14のフックに黒のハックルをパーマに巻いただけ、というつまらないフライを、ライズ直後のにライズリンクの中にキャストします。今日はこの釣り方だけで5匹。1時間半で届く範囲のライズは10回ほどでしたから確率は約5割、悪くはありませんよね。
昨日まで水面に沢山浮いていたこの羽虫も、今日は水面では全く見かけませんでした。写真の羽虫は岸辺の蕗の葉の上を歩いていたものを捕まえました。
この羽虫は羽根は2枚で双翔目であることは確かなようです。一見陸棲のようですが、私は水面にもがき上がって出てくるのを見たような気がします。水面を流されてくるのではなく、気が付くといつの間にか水面一面に湧きあがって出てくる感じです。ただ脱皮殻(シャック)は見あたりませんので、水棲だとしても水面で羽化しているのではなさそうですね。
さて、この羽虫ですが2種類いるようです。サイズはほぼ同じ、片方は頭が小さく細長いもの。もう片方はアリのような丸い大きな頭を持っています。写真は長頭の方です。丸頭は胴がやや長く、羽根が短めで、胴と羽根の長さはほぼ同じで、長頭より1〜2ミリ体長も短めです。他は羽根の小さな黒い紋までほとんど同じですから、別種なのではなく雄雌なのかもしれません。(同時に見かけることから考えても、たぶん雌雄だと思います)
足は逞しく、アリのように元気に歩きまわります。短めの両前足で顔を拭うような動作をするのもアリに似ています。
この羽虫が浮いているときの釣れたアメマスのストマックはこの羽虫だけです。この羽虫のと思われるようなピューパなんかも出ては来ません。水面には載るように浮いていますが、スペントになった羽虫もよく見かけます。スペントには羽根が伸びきっていないものが多いようでした。
もちろん、もしかしたらここまでの推測は全く間違えていて、岸辺から落ちたり、吹き飛ばされてきたものかもしれませんが・・・
単純に釣りの観点からだけで見れば、アメマスがこの羽虫を食べていることが判り、この羽虫を模したフライを巻いて、そのフライで釣れればそれだけで良いのかもしれません。が、やっぱりこの羽虫が陸棲なのか水棲なのか、どんな生態なのか、そして名前はなんなのか、知りたい気がします。
普通のデジタルカメラで撮ったので、あまり綺麗に撮れず(腕のせい?)判りにくいのですが、どなたかこのHPを見て、この羽虫がなんであるか同定出来る方がいましたら、ぜひ教えて下さい。必要ならば長頭と丸頭の標本もお送りします。
すこし重いですが、次のページに別角度から撮った写真3枚も掲載しておきます。写真のフックはTMCの902BLサイズ#14です。
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