11月12日

 朝の気温が氷点下数度まで下がるようになり、弟子屈にも冬がやってきます。この辺りでは本格的に雪が積もるのは(といっても大した量じゃないですが)年末になってからです。今は外の景色は枯れ野原、すごく大きな霜柱が日陰には出来ています。
 西高東低の冬型の気圧配置になると、北海道の日本海側や大雪周辺などの中央部は、毎日雪がちらつく暗い天気が続くのですが、日高や十勝、それに「鱒や」のある根釧地域などは晴れの良い天気が続きます。気温が低くても、日が当たって風がなければポカポカと暖かく感じますから、こんな日には冬の準備です。
 薪割りは一番の大仕事ですが、今年は今までの電動チェーンソーに代わって、新兵器のHusqvarnaチェーンソーが入って、薪の山が次々出来ていきます。ヘルパーのShionoクンが玄関の軒下に綺麗に薪を積み上げてくれました。
 この薪を薪ストーブにくべて、メークインを焼いたら・・・これが美味しいんだなぁ。

 この時期、もうひとつの大仕事がジャム造り。1年分のジャムを造ります。写真で造っているのはリンゴジャム。ジャムの材料のリンゴは紅玉に限ります。小さくって、酸っぱくって、食用には流行らないのか最近では見かけることがほとんどありません。でもジャムや焼きリンゴにするなら紅玉が一番ですね。
 「鱒や」では函館の隣町、七飯町のリンゴ園に頼んで、毎年紅玉を送ってもらっています。このリンゴ園は函館周辺のお菓子屋さんやパン屋さんから頼まれて紅玉を作っているのだそうです。
 今年仕込んだのは段ボール箱で二つ分、96個。皮をむいて細かくスライス。砂糖と混ぜて煮れば出来上がり。と、書けば簡単なのですが、実際はかなり面倒。量が多く3回に分けて煮たこともあって、朝食の後から作り始めて、終わったのは夜の9時頃。約18リットルのジャムが出来上がりました。
 作業は大変だったけれど、一日中家の中にはリンゴの甘い香りが漂って、窓の外の明るい枯れ景色を見ながらの作業は、田舎暮らしの贅沢な時間です。
 このリンゴジャム、今年の年末から朝食にお出ししますので、お楽しみに。

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