.


2月29日 午前

 2月だというのに(といっても29日だけれど)気温はぐんぐん上がって、予想最高気温は5度。道路の雪が一気に融け出して、どこもかしこもグシャグシャ、雪国の春です。天気予報では昼間は曇り時々雨の予報でしたが、薄日も差していることだし、暖かいし、で森の散歩に出かけました。森の中でも場所によっては積雪はまだ2メートル近くありますが、雪はグズグズで重く、スノーシューのクランポン(歯)に雪がダンゴに張り付いて、歩きにくいったらありゃしない。
 森の散歩の目的はエゾモモンガの巣をみつけること。モモンガは夜行性で昼間は木のうろで寝ています。昼間の間にうろの下に落ちている糞を探して、モモンガの巣を確認しておいて、次の満月の晩に見に来よう、という作戦です。
 見つかるかなー、と探し出したのですが、これがなんとすぐに見つかってしまいました。実は5〜6年前にはモモンガが入っていたのは知っていたのです。が、ここ数年、このうろが使われた痕跡が無かったのが、今年はまた使い始めたようなのです。
 さて、無事モモンガを見ることが出来るのか、次の満月の日の報告をお楽しみに。


.



.


 モモンガの木の周りを双眼鏡で見ていると、隣の針葉樹の上の方には巨大な鳥の巣がありました。細かい木の枝を組み合わせたもので直径は1メートル近くありそう。どうやら猛禽類の巣のようです。もちろん今の時期は空き家ですが、暖かくなって、この巣の主が戻ってくるかどうか? これは楽しみですね。
 さらに双眼鏡で見回していくと、そのまた隣のキツツキにボコボコに穴を開けられた木の幹になにかが動いています。ゴジュウカラがキツツキの穴に出たり入ったり。何をしているのかジーッと見ていると、穴の中から枯れ草のようなものを、くわえて引きずり出しては、外に捨てています。どうやら、この穴を、今年の春の巣にしようと、前の住人の古い巣材を捨てているようなのです。小鳥が巣材を集めて持って入るのなら何度も見たことはありますが、捨てているのは初めて見ました。
 一カ所に立ったまま、モモンガの巣と、猛禽類の巣と、ゴジュウカラの巣が見られる場所なんて、そうはないでしょう、また見に来るのが楽しみです。

.


[ホームへ]

.