8月4日

今日も道内は30度を越えました。
小さな流れの側にある、車止めに車を滑り込ませると、
早速アブがぐるぐると車の周りを回り出しました。
「オイオイやだなー」
社外にでるのをためらっていると
ついにはスズメバチが2匹その輪の中に参入してきました。
「撤退!」
一度逃げたふりをして、僕らは時間をおいて再びそこに舞い戻りました。
アブ君よ釣り人の執念をなめちゃあいけない。
暑い暑いと言いながら流れに立ちました。

小さな流れにはニジマスがいました。
大きなドライフライを浮かべると
パクっとひったくるような
当たりがあってぐんぐんと流れを走って逃げていきます。
胡麻を散らしたような濃い斑点。
「やっぱ天然だなー」
真夏の日中でもこうして僕らの相手をしてくれる
魚がいるだけで幸せです。
綺麗な水が針葉樹の疎林の中をさらさらと流れていきます。

写真を撮ろうと集中する弟のひろしに容赦無くアブが襲いかかります。
半狂乱になったひろしが大きく手を振りながらこちらに向かって走ってきます。
必死の形相で、ぶんぶんとアブを従えたひろしが近づいてきます。
僕と鱒やの宿主さんは顔を見合わせると一目散に逃げ出してしまいました。

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